はじめての株式投資 優良企業のシンプルな選び方-福沢隆雄 | 50代以上で、これから株式投資を始める方向けの指南書【2017書評17】

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老後を安定した暮らしにするために、株式投資で少しずつ収益を得ながら暮らしたい。それも一つの選択肢です。

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はじめての株式投資 優良企業のシンプルな選び方

2017年17冊目の書評はこの本。

はじめての株式投資-優良企業のシンプルな選び方

著者の福沢隆雄さんは「若葉マークの株式投資」の代表の方。若葉マーク(=自動車の初心者マークですね)と言うとおり、株式投資の知識のない方に向けた本です。これから株式投資を始めようとする方、株式投資をすでに始めているが基本をもう一度学びたい方、堅実な投資を行う方に利用していただきたいと願っているという冒頭から始まります。

50~60代、初めて株式投資を行う方向けの本

株式投資も何事も、初心者向けの本が一番出回っています。ピラミッドでいう一番下の層なので、一番たくさんの方が該当しますもんね。

この本も初心者向けの本という点では同様なのですが、50代以上の方向けという明確なターゲティングがされてる印象。

本が「縦書き」ではなく「横書き」であり、文字フォントも小さめなんです。なので、書籍というよりも学術書(教科書)のような印象。50代~60代の方や、細かな活字が大好きな方、保守的な方のほうが、読んでいて違和感がないでしょうね。逆に、絵やイラストでわかりやすく理解したい方には不向きです(そういう方向けの初心者本もたくさんありますよね)

安定志向での株式投資術を学ぼう

書いている内容も、極めて安定重視の内容です。いきなり大勝ちを狙って大損するよりも、まずは「プチ勝利」(=小さな成功体験)を積み重ねることが大事だと思う方にこそ、一読してもらいたい内容が詰まっています。

基本的なコンセプトは、以下の3つです。

①優良企業(安定成長企業)への投資  ※主に大企業

②株は安いところ(安値圏)で買う  ※「安値圏とは何か」を本の中で紹介

③企業の成長とともに株価の上昇による利益を得る、中長期投資(基本は3~5年保有)。収益目標は年3~6%(配当利回り約2%+値上がり益約1~4%)

もっと大勝ちを狙う方も、投資する企業の選び方の考え方の基本になります。一見ありそうで、他の初心者本にはあまり書かれていない情報としては、以下が参考になりました。すでに株式投資を始めてる方にとっては「当たり前」のこういう情報が、実は大事。

●会社四季報には、過去3年間の高値平均PERと安値平均PERが掲載されています。PERが高い時には売付、低い時には買付の参考となります。特に安定成長企業の場合には、1株当たり利益が比較的安定しているので、この安値平均PERが安値の一つの参考指標となります。

詳細記事:四季報の4つのPERの使い方(会社四季報オンライン)

●分散投資がわかりづらい場合は、候補銘柄の株価チャートを中長期(3~5年)分みて、値動きの異なる銘柄に投資しましょう。例:トヨタ(外需、海外事業の収益比率が高い企業。自動車・電機・精密機器・機械などが該当します)、しまむら(内需)、食品銘柄(景気に左右されにくい企業)

株式投資は気軽にやるものではない。しっかり基本を学びながら実践しよう。改めてそう実感した一冊でした。

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