60歳までに1億円つくる術 -内藤忍 | 人生のステージごとにシミュレーションがわかる本【2017書評14】

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生涯お金に困らない環境をつくる。そのために日々の行動や生活を研鑽しよう。

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60歳までに1億円つくる術 | 内藤忍

2017年14冊目の著作は、内藤忍さんの一冊。

内藤忍さんは、東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行 → MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA取得) → シュローダー投信顧問 → マネックス証券立ち上げ → マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ代表取締役 → マネックス・ユニバーシティ代表取締役 → クレディ・スイス証券プライベート・バンキング・ディレクター → 海外資産運用協会設立

という、お金のプロ中のプロの方。そんな方が初心者向けに書いた一冊を改めて手に取ってみました。自分だったら「いつまでにいくら」必要なのか。それがわかって、実現に向けて行動を始めてもらうことが、本書の大きな目的です、という本です。

投資を始める前に、考え方を身につけよう

一言でこの本を表すとすると「投資を始める前に、考え方の基本を身につけよう」

内藤さん自身が見た目は華々しいビジネスキャリアを歩み(おそらくサラリーマン時代の年収も相当だったでしょう)、お金を殖やすという観点だけでなく、ビジネスパーソンとしても「そうだよなー」と考えてしまうところがしばしばありました。

具体的な銘柄や、投資方法の話はほぼありません。その代わりに「絶対に守ろう」という原則をいくつも吸収できる本です。

●10年後、あなたの今の仕事はまだあるか。自分の仕事の将来性を予測するには三つの視点があります。一つは技術進歩、二つ目は人口動態、そして三つめがグローバル化です。10年後も需要のありそうな仕事は、インターネットを使う仕事か、逆に絶対に機械化できない仕事のどちらかでしょう。

●収入を増やすにはビジネススキル、支出を減らすにはライフスキル、運用利回りを上げるにはインベストメントスキルが必要になります。

→投資を始める前に、まずはこの観点に着目することが大事ですよね。月々の運用金額を増やすには、収入をもっと増やすか支出をもっと減らすか。特に支出を減らす方がすぐに取りかかれるところですし、世の中にある色んな本を手に取り、自分にとって必要な支出は残し不要な支出は削れるだけ削りたいですよね。わが家では光熱費と通信費からとことん見直し中。

●時給を上げるにはどうすればいいのでしょうか。自分を高く売ることに成功している人を観察していると、共通点があることに気がつきました。それは「この仕事をできる人がほかにはいない」ということです。すなわち「希少性」が時給を上げる最大のポイントです。

→労働時間を増やしたくないのなら、希少性を上げて自分で時給を決められる状態をつくるか、労働しなくても収入が増える仕組みをつくるか。どちらかしかありません。これも世の中の原則の一つ。

資産1億円のためのシミュレーション表

という流れで、お金をつくるための原則を書かれているんですが、実はこの本で面白いのがもう一つ。それが「資産1億円のための年齢別シミュレーション表」

それぞれの読者のフェーズに合わせて、60歳までに資産1億円をつくるには、月々いくらを何%で運用すると到達するのかが書かれています。例えばこうなります。

25歳、金融資産ゼロの場合:毎月積立金額60,000円、年利7%で運用

30歳、金融資産100万円の場合:毎月積立金額80,000円、年利7%で運用

35歳、金融資産300万円の場合:毎月積立金額110,000円、年利7%で運用

40歳、金融資産600万円の場合:毎月積立金額150,000円、年7%で運用

※それぞれ、「年利4%で運用、年利1%で運用」のときのパターンと、「資産1億円ではなく5000万円」つくるためのパターンも載っています。みなさんのステージと将来の目標に置き換えて考えてみるいい機会になります。

ちょっと遊びで計算したら(既に手持ちの金融資産の運用は、一旦無視しますw)

35歳から60歳までに、0円から→2億円をつくるためには、例えば「月15万円で年利9.5%で運用」「月10万円で年利12%で運用」「月5万円で年利16%で運用」のいずれか。40歳から60歳までだと「月24万円で年利10%で運用」「月18万円で年利12%で運用」「月11万円で年利16%で運用」のいずれかで到達します。

スタートが早ければ早いほど複利の力を得られることも、改めてよくわかりました。

<今回の学びになった本>

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